健康的ダイエットのすすめ

ダイエットの基本

やせたいと思っている人は世の中にたくさんいますが、正しいダイエットとはどういうものなのでしょうか。体重計に乗ってその数値が減っていると喜んでしまいがちですが、それが本当のダイエットとはいえないのです。本来のダイエットの目的は健康的に美しく痩せることであり、またそれを維持することが大切です。第一に「やせる」ということは「体の中の不要な脂肪分を減らす」ということだといえます。私たちの体を作る3つの成分は水分・固形成分・脂肪です。この成分の割合のバランスが崩れることは身体によくありません。「肥満」というのは食べすぎや運動不足などによってこの脂肪の割合が高くなることで、生活習慣病のもとになってしまいます。見た目が細くてもこの体脂肪が多ければ「肥満」ということになります。これが隠れ肥満です。体脂肪率を正常に戻すこと。これこそが正しいダイエットの目的だといえます。体脂肪は脂肪細胞のなかに食べ物から得た糖分や脂肪分のうち消費しきれなかったものが分解・蓄積されてできたものです。小さいときに脂肪細胞の数は決定し、思春期以降に減らすことはできません。子供の頃の肥満には注意が必要です。それは体脂肪が多いか少ないかは脂肪細胞と関係するからです。やせたいと思ったらまずは体脂肪の増加を抑えることを目標にしましょう。それによって病気を防ぐことにもなるのです。

やせたい人の食事

ダイエットするためにまず考えなければならないのは「食事」です。やせようと思うと食事の回数や量を減らすことを考えてしまいます。しかし食事を減らすダイエット方法は、体重を減らすことはできても同時に減ってはいけない骨や筋肉まで減らしてしまうことになりとても危険です。このような方法では健康のためのダイエットという目的とは違うものになり、なんのために痩せるのかわからなくなってしまうでしょう。ダイエットの基本は一日3食をきちんと規則正しくとることです。3食の食事時間は5〜6時間空けるようにすれば間食を防ぎ、体脂肪を燃焼することができます。ダイエットをしたい人は一日の中でとくに朝食をしっかり摂ることが大切です。朝食はたくさん食べても体脂肪が蓄えられにくので大丈夫です。何故なら食事量が多くても1日の活動でエネルギーを消費していくことができるからです。おすすめの朝食メニューは具だくさんの味噌汁・ごはん・おかず数品という組み合わせです。バランスの取れた食事をするように心がけましょう。またやせたいからといって食事を抜くと胃や腸の吸収力が高まり、次の食事でよりエネルギーを取り込もうとするので太りやすくなります。また夕飯の量は極力少なくする必要があります。夕方以降は活動量が減り、身体をやすめるときだからです。このような1日の食事量の配分にも気をつけましょう。目安としては「朝5:昼3:夕1」ぐらいがベストです。朝食でしっかりと栄養を摂るようにすることが重要です。バランスの取れた献立でできれば和食中心のメニューにしていきましょう。

やせたい人の運動

適度な運動を行うことは、体脂肪を減らすためには不可欠です。やせるためにする運動は、体脂肪を減らすのが目的で、消費エネルギーを増やすためではありません。ただ体脂肪を運動だけで減らすのは難しいことなのですが、やせたい人にとって運動をすることは大切なことなのです。運動をすると筋肉がつきますが、それが太りにくい体を作ることにつながるので、運動は大切なのです。運動をすることで交感神経が刺激されると動きも活発になり、体脂肪が燃焼されやすくなるので、これも利点です。体脂肪を減らす運動にはふたつの種類があり、ひとつが有酸素運動で体脂肪を効果的に燃焼させ、もうひとつは無酸素運動で、これは筋肉を鍛えることにより体脂肪を燃焼させやすくする効果があります。有酸素運動とは酸素を十分に取り入れながらゆっくりと全身を動かす運動です。有酸素運動が脂肪燃焼に効果的なわけは、脂肪が燃焼するときは酸素がたくさん必要になるからで、水泳やウォーキングなどはその例です。最低でも20分以上この運動を続けるのがポイントで、またやせるためには体に筋肉をつけ、太りにくい体にする運動もする必要があります。そのために有効な無酸素運動ですが、普段運動していない人がこの運動をすると筋肉や関節を痛めてしまいがちです。急に激しいものはせず、無理のない筋力トレーニングやダンベル運動を行うといいでしょう。やせたい人はこの有酸素運動と無酸素運動を上手に取り入れてダイエットに挑戦してみましょう。

やせる運動のタイプ

やせるための運動は3つのタイプに分けることができます。ひとつは身体についた脂肪糖質を燃焼させる「有酸素運動」です。「有酸素運動」というのは、ウォーキングやサイクリング、水泳などの身体に酸素を取り入れながら行う運動のことで、ダイエットに向いているものです。酸素が体内の脂肪や糖質を分解してくれるのがこの有酸素運動で、ダイエットには大変有効なのです。2つめは無酸素運動というものです。重量挙げや短距離走などの瞬発力を使う運動がこれにあてはまります。この運動をすることで、普段から身体の糖質が分解されやすくなります。それは酸素は使いませんが筋力をアップさせて身体の基礎代謝を高めるからです。そしてストレッチという運動ですが、有酸素運動と無酸素運動をするにあたって身体を柔らかくしておくために行う運動です。この3つの運動を無理のないように、また毎日少しずつでもいいので続けることがやせるためには重要なことです。やせるには息が上がるような激しい運動より、終わったあとに普通に会話できる程度の運動量が最も適しているといわれています。そればかりでなく運動すると、適度にストレスの発散もできます。それがダイエットにも良い効果があるかもしれません。そしてこの3種類の運動をバランスよく続けることも重要です。食事のコントロールとともに毎日できる運動を生活に取り入れて楽しみながらやっていきましょう。

やせる運動の方法

自宅やオフィスで空いた時間に簡単にできる痩せる運動はたくさんあります。そのような運動ならジムなどにお金をかけて通ったりする必要もありません。ひとつめはウエストの引き締めに効果のあるダイエット運動で、人間ぞうきん体操という面白い名前の運動です。まずは両足を肩幅くらいに開きます。そしてまっすぐ背筋をのばして立ち、両手は胸の前で指先と指先をくっつけるような形で前に出します。姿勢はそのままで息を大きく吸い込みます。さらにゆっくりと息を吐きながら上半身を右にひねりましょう。ひねったらそのまま5秒キープします。呼吸は普通にしたままで大丈夫です。ポイントは両手のつなぎ目が地面と平行になるように動かすことです。また姿勢はまっすぐにするとよいでしょう。ゆっくりと息を吸いながらもとの姿勢に戻ったら、同じように左に身体をねじります。これを1セットとして1日朝夕10回行います。2つ目のダイエット運動は下腹の引き締め効果のある運動で、椅子腹筋といいます。まず椅子に腰掛け腹筋を使って右足を椅子と太ももが平行になるように地面からあげて30秒キープします。左足も同様です。慣れてきたら両足いっぺんに行います。椅子を手でつかんでもかまいません。腹筋を意識しながら姿勢を正しくしてやると効果的でしょう。毎日朝と夕に30秒づつやってみましょう。最後のやせる運動は踏み台昇降運動です。これは一定のリズムにしたがって台の上に上ったり降りたりするダイエット運動で、上がるときの足と降りるときの脚を左右交互にすることがポイントになります。この運動は有酸素運動ですので脂肪の燃焼もしてくれます。また足やおしりの筋肉を鍛えることもできるので、ダイエットには非常に効果があります。是非この運動を毎日の習慣にしてみましょう。これらの3つの運動はすべて自分の空いた時間に簡単にできるものなので日常生活に取り入れやすいのではないでしょうか。